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星空CAMP

〜Campでしか見ることのできない星空を求めて〜

ぼくのなつやすみキャンプ!【駒出池キャンプ場】

   

ぼくのなつやすみキャンプ!【駒出池キャンプ場】
ナチュログを始めてよかったことの一つが、記事を書くのが楽しくてamazonやら楽天やらを覗く時間が極端に減ったことです!お気に入りには常にキャンプ道具が列をなして私の物欲を刺激してくるので、バッサバッサと購入ボタンを…とならないようにいつも必死だったのです。笑

前置きはこのくらいにして、今回は昨年の8月に息子と二人で訪れた、しかも初めての泊まりキャンプ!長野県は八千穂高原の駒出池キャンプ場をレポしたいと思います。昆虫嫌いの方はご注意を!

ぼくのなつやすみキャンプ!【駒出池キャンプ場】
初めての泊まりキャンプの荷室。まだ運転席が見えるくらいキャンプ道具が少ない車内。興奮気味で準備をしたので焦ってテントを載せ忘れそうになるくらい。息子との楽しい車内をGoProで動画とか撮っちゃいながら、気分アゲアゲで出発!

道中、というか事前準備が全く足りていないことに到着してから気づいて、チェックインしたのはお昼頃。具体的には、財布に現金がほとんど入っていない、テーブルとチェアを忘れた、食材を調達しようとするもいつの間にかキャンプ場に着いてしまった、というお気楽もいいところのミス連発。10時前には現地に一旦着いたのですが、20分くらいかけて一旦ふもとにおりてお金をおろし、スーパーで食材を調達し、テーブルとチェアは管理棟でレンタルすることにしました。
やっとの思いで駐車場に車を停めたあとは、事前のリサーチだと湖畔のサイトは人気があるため場所取り困難とのことだったので、まずは場内を歩いて一周。管理棟とは池を挟んで真反対あたりにあるかろうじて湖畔のサイトになんとか荷物を下ろすことができました。

ぼくのなつやすみキャンプ!【駒出池キャンプ場】
こちらがその場所からの景色!なかなかいいですよね、というか初めてでこんなロケーション取れたことはラッキーでした。ここがあいていた理由はおそらく傾斜がひどいこと。テーブルを立てるのにも、シュラフを敷くのにもとにかく斜めっている。初心者キャンパーへの洗礼です。

ぼくのなつやすみキャンプ!【駒出池キャンプ場】
木陰とはいえ真夏、汗だくになって設営を終えたあとは息子とジュースを飲みながら一息。その時、息子の座っている隣の石になにやらうごめくものが…!

ぼくのなつやすみキャンプ!【駒出池キャンプ場】
天然のカブトムシです!木の上とかではなく普通に石の上に捕まえてくれと言わんばかりにカブトムシがいたのは驚きでした。そして息子は、自分で見つけたカブトムシに当然のことながら大興奮。最初はおっかなびっくりでしたが、そのうち自分の手で持ち上げることもできたりと、早速大自然に触れられた様子。そんな中、ふとカブトムシが二本の前足をクイックイッと持ち上げる動作を見せたと思ったら、ブーンと音を立てて近くの木の上に飛んで行ってしまいました。

ぼくのなつやすみキャンプ!【駒出池キャンプ場】
飛んで行った先には、なんと仲間のカブトムシたちが数匹!まさか自分たちが立てたテントの隣の木がカブトムシの住処だったなんて、こんなご褒美ありません。息子はというと、悲しいそぶりも全くなく、「カブトムシ、おうちからおっこちてきちゃったんだよねー、おもしろいよねー!」と彼なりに受け入れた様子。一つ一つの経験が親にとっても子にとっても新鮮で、キャンプの楽しさを噛み締めた瞬間でした。

ぼくのなつやすみキャンプ!【駒出池キャンプ場】
さてさて、我が家のテントはワンポールなので中は熱がこもりやすいのですが、前後をこうしてメッシュにすれば気持ちの良い風が通り抜けてくれます。息子は相変わらずカブトムシの木をずっと見上げていたので、父は早めに食事の準備。

ぼくのなつやすみキャンプ!【駒出池キャンプ場】
クーラーボックス選びも相当悩んだのですが、やっぱり見た目で選んじゃうワタクシ。使っている方のレビューもなかなかよかったのも後押ししてAOクーラーさんの24Lにしました。そして料理周りは定番のトランクカーゴ 。

ぼくのなつやすみキャンプ!【駒出池キャンプ場】
クッカーはこれだけ揃っていれば買い換えることもないだろうと、ユニフレームのFan5 Duoに。ライスクッカーで炊いたお米はちょいお焦げ付きで、簡単に美味しいご飯が炊けました!我が家で使っているナイフやトング、レードルを始め、焚き火テーブルにフィールドラックまで、ユニフレームさんのモノづくりには唸らされるものばかり。大好きなブランドです。

ぼくのなつやすみキャンプ!【駒出池キャンプ場】
形は悪いですが、息子のリクエストのオムライス。口の周りを真っ赤にしながら食べてくれました。普段、ほとんど料理をしなかった私はキャンプをきっかけに少しずつ家でも料理をするようになりました。食事を作る人の気持ちがほんの少しわかって、妻には改めて感謝。

ぼくのなつやすみキャンプ!【駒出池キャンプ場】
夕飯を食べていると、夏らしい通り雨が。ゴロゴロッと鳴ったと思うと、ザーッと降り出し30分ほどで雨は上がり、水分をたくさん含んだ空は一気に赤く染まっていきます。

ぼくのなつやすみキャンプ!【駒出池キャンプ場】
夏の高原、雨上がりの爽やかな空気の中、満面の笑みを浮かべているような暖かい色の空。
息子とお風呂道具を持って夕焼け散歩。家にいたり近くの公園に行ったりすると、ぐずったりすることは日常茶飯事。それが子供といえばそうなんですが、キャンプに来ると全くそんなことが起こらず、シュラフの中で寝息を立てるまで終始ニコニコでした。

大人になって初めてテントの中で過ごす父は、なにをしていいのかわからず今日の様子を妻にLINEしている間に寝落ち。夜中にふと目が覚めると、空の様子が気になってテントの外へ。雲がないといいな、くらいの気持ちで見上げた空には本当に手が届きそうな星たちが。


ぼくのなつやすみキャンプ!【駒出池キャンプ場】
こんなに絶景ならば寝てるんじゃなかったという少しの後悔も束の間、三脚担いで湖岸でシャッターを夢中で切り続けました。
星空CAMP、はじまりの瞬間です。

ぼくのなつやすみキャンプ!【駒出池キャンプ場】
テント内の灯りの強さを調節したり、他のサイトのランタンが入らない構図にしたり、音を立てないようにしたり、キャンプ場での撮影はすごく新鮮でまるで新しいおもちゃを与えられた子供のよう。そういえば、小学生の時に星座盤回して庭から天体望遠鏡のぞいたっけ。そんな忘れかけていた記憶が蘇ります。

ぼくのなつやすみキャンプ!【駒出池キャンプ場】
翌朝、強い夏の朝陽が場内を照らすと夜露が一気に空気中に舞い上がりあたりは霧に包まれたようになっていました。

ぼくのなつやすみキャンプ!【駒出池キャンプ場】
父の夜活にも気づかずぐっすり眠った様子の息子は、起きてすぐにいつもと違う朝を認識したようで、父からのお散歩の誘いにすぐに乗ってくれました。

そして駒出池は本当にカブトムシが多い。

ぼくのなつやすみキャンプ!【駒出池キャンプ場】
散歩している道の脇に、またまたいました!しかも夜露で濡れているので、ずっとここにいた様子。息子は面白がりながらも、父の顔を黙って見つめます。

ぼくのなつやすみキャンプ!【駒出池キャンプ場】
『秋になったらお山に還す』という約束をし、息子の控えめなおねだりは成功。朝食を食べながら探したのは、前日に管理棟で買った大き目のお菓子の箱。ここを新しい友達の借りのお家としました。帰りの車中、ずっとその箱を大事そうに抱えていた息子。家についてからのママの説得も泣かずに頑張りました。

さてさて、初めての泊まりキャンプ『駒出池キャンプ場』。今まで紹介してきた記事を見ればお分かりかもしれませんが、オートサイトではないキャンプ場は未だにここ以外経験していないのです。キャリーワゴンに荷物を乗っけてサイトまでえっちらおっちら、そんなことは全く苦にならない素晴らしい湖畔のキャンプサイト。高規格キャンプ場なので、設備も文句なし。カブトムシの木も見つけて、また夏に来ない理由は見つかりません。さらに隣に張っていたファミリーさんにも子供を通じて仲良くしてくださったことも心強かった。いろんな条件が揃って、最初にして最高のキャンプ場を味わってしまった私は必然的にこんなにキャンプにハマっているのです。

ぼくのなつやすみキャンプ!【駒出池キャンプ場】
夏のせいなのか、美しい夕焼けと朝焼けのせいなのか、それともやっぱり満天の星空のせいなのか。
こんなにキャンプらしいキャンプは最初で最後なのでは。けれど、こんな楽しい思い出を子供たちと作れるのなら何度でも来たい。
その時には子供たちにも、忘れられない最高の星空を。




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この記事へのコメント
おはようございます!
今回も心をぶち抜かれました(笑)
星空も圧巻ながら、日中の写真の切り取り構図が素敵すぎて。
特に朝方の写真とかたまりません。
初キャンプでこの余裕。
お子さんとしっかり向き合ってる素敵なキャンプ。
私も息子としたいなぁ、、(息子の性格を考えると非現実的です。)

そうへそうへ
2020年03月17日 07:18
知らぬ間に2本も更新されている!!

そしてやはり行きたいキャンプ場リスト入りの気になってるキャンプ場爆
駒出池、ロケーションいいですよね~!最近海近が多すぎたので猛烈に山方面が恋しくなっています。

相変わらず写真が…素晴らしい。。
キャンプに行くと子供とやり取りする時間が劇的に増えて、ふとしたコメントや仕草に成長を感じる時は感慨深いですよね~!!

駒出池、なおさら行きたくなりました!!!行きたいキャンプ場が多すぎる…

ヘベレケとうちゃんヘベレケとうちゃん
2020年03月17日 13:42
>そうへさん

嬉しいお言葉ありがとうございます^^
ミス連発で余裕なんてなかったのですが、写真はもともと撮り慣れているので設営した後は端からシャッター切ってました。

そうへさんの父子キャンプ記事拝見しましたよ!まるでうちの娘を見ているような笑
兄弟だと上の子の方が落ち着いていて、下の子は天真爛漫な傾向があるようですね。
「均等にしているつもりでも、偏りがあるのかもしれない」深いお言葉ですが、親がそれに気づいていることが大事なのかもしれませんね。

それにしてもうるぎの森行ってみたくなりました!桜の有名な村なので、春のうちにきっと!

Marbo_zMarbo_z
2020年03月18日 10:28
>ヘベレケとうちゃん様

そろそろネタがつきます!笑
ヘベレケさんのリストに今回もヒットしたようで嬉しいです^^
山方面、ぜひ長野に来てくださいよ〜、とは行っても多くのキャンプ場は4月後半からシーズンインですが^^:

駒出池キャンプ場は季節的なところもありますが、美しい自然がゴロゴロ転がっている所なのでシャッターが止まりませんでした。
避暑には本当にお勧めしますので、夏にキャンプしたくなったら行ってみてください!

Marbo_zMarbo_z
2020年03月18日 10:32
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