春を待つ林間キャンプ!【あさまの森オートキャンプ場】前編

Marbo_z

2020年03月25日 09:49


子供達は春休み、世間は三連休、だがしかし祝日が関係ない私はただただネットでキャンプ場レポを読み漁る日々。そんな悲壮感溢れた夫に妻は何かを察したのか「春休みだし土日はおばあちゃんちに子供連れて行ってくるね〜」と女神からの一言が!!!

そこから始まるキャンプ場選び、月曜の朝には妻が仕事に行くため(私は月曜は子守の日)チェックアウトした後、朝の8時半までには家に着けてしかも今から予約が取れるところ…ありました!!『あさまの森オートキャンプ場』。雪深い信州、3月に営業しているキャンプ場はただでさえ少ないのに自宅から一時間という好アクセスのキャンプ場が空いているなんてツイテイル。日曜の天気予報が雨だなんてことは見て見ぬ振りをして土曜の夜から準備を始めます。夜さえ晴れていればいいのだ。




今回の積載は気合いをいれてやってみました!ちょっと斜めっているところが惜しいですが、色の統一感はやっとゴールかな。今まで使っていた着替えバッグは子供とキャンプに行くときに小さかったのもあって、ノースフェイスのドラムバッグを新調しました。前のバッグと表示上5Lの違いですがこれが大きいです、今までいれていた量が余裕で入りました。さらにタイガーカモの見た目も素晴らしい。
新しいギア投入で気分もよく出発です!


予約サイトに書いてあったことを勘違いして、電話で「アーリーチェックインできますか?」なんてすっとぼけたことを聞いた私でしたが、快く対応してくださり雨が降る前の11時半にチェックインすることができました。アーリーチェックインはネット上で申し込むシステムだそうです!オーナーさんのお住まいである大きなコテージハウスの前で受付の説明を受けます。国立公園内ということで、合成洗剤使用不可なのとゴミの分別が細かく指定されていますが、いつもと同様に灰もゴミも持ち帰り、食器はパストリーゼしてサッと一拭きなので炊事場も使わないようにしました。

サイトは選ばせてもらえて、空が開けていそうなおすすめの場所もいくつか教えてくださいました。結局は空が大きく開けていたこちらの『かっこう6』に決め、まずは夜空をイメージしてテントの方角を決めます。


何気に今回がシェイクダウンだった、カーリ12。タトンカ4TCが本当に扱いやすくて軽かったので(重さはカーリの3分の1)、なかなか使う決断ができませんでしたが晴れてデビュー!2本ついているポールがアスガルドのものとお揃いなのも嬉しいです。


設営完了!おぉ〜さすがにテントとタープの色が合うとバシッと決まりますね!タープの前部に2本のポールをいれて両はしをドロップさせる張り方はネットで見て前からやりたかったのですが、これもいい感じ。ペグダウンの都合でちょっとシワになってしまいましたがこんなもんでしょう。


横から見るとこんな感じです。なんだかカブトムシのようなフォルム(笑
タープの入り口の高さは充分に確保されているのでこの張り方はかなり快適でした。次回からもこの張り方にしよう!


さて、設営が終わって少し場内を歩いて回ります。子供達が遊べる大きなブランコと平均台があったり。


こちらのスペースのBOX内にはバドミントンのネットも入っているそうで、子供と来たら小一時間遊べてしまいそうな気がします^^
ちょっとした場所ですが、こういった施設は子連れにとってはありがたいですね。1,130mという標高からしても夏の避暑キャンプにいいかも。


場内を一通りみて回ったあとは焚き火の準備を。雨も上がったので、まずは薪をバトニング。


そしてゆっくりと火起こしを楽しみます。


実は、火を起こす前にちょっとお出かけをして蕎麦を食べにいってきたのですが、そちらの様子は後編にて。絶品お蕎麦で満たされたあとは焚き火を眺めながら、ナチュログの更新を(笑。今夜のお供は『ラフロイグ10年』。ボトルで買うのは初めてなので、早く開けたくてウズウズしてました。


先週末に磨いたピコグリル、手入れしたからこそのこの鈍く輝く感じ。磨いといて良かった〜!焚き火台は使って磨いてナンボですね。


こちらは最近2台目を購入した『Fieldoor』のアルミコンテナ。フタがこの角度で止まってくれるのが地味に嬉しいんです。無印をはじめとするトランクカーゴだとこうはいかない、フタをいちいち地面に置いたりと私には億劫でした。このアルミコンテナの唯一の弱点は手前のハンドルがプラスティッキーなので、車の中で揺れたりするとバシンバシン本体を叩く音がしてしまうわけです。ここにはテニスラケットのグリップを巻いて対応!プチカスタムで音問題はとりあえず解消してます。


次は、今ままで散々登場しましたが紹介していなかった我が家のメインテーブル『PRIMUS アジャスタブルテーブルS』。
見た目だけで買いました!!と割り切れる格好よさ。キャンプを始めた頃いろんなキャンプスタイルをチェックしている時に一目惚れした一台。駒出池で傾斜サイトの洗礼を食らってから、足ごとに高さを細かく変えられるテーブルを探して行き着いた商品でもあります。今では絶版となっているらしくフリマサイトでは定価の倍以上のお値段になっていました!プリムスって格好いいのですが欲しい商品に限ってもう売っていなかったりするんですよね。ツーバーナーのキンジャとこのテープル合わせたら格好いいだろうなー。


そんな妄想をしているとそろそろ晩餐の時間、今夜も懲りずにパエリアを!本当に料理ベタなので、一つのレシピを完成形まで持っていくのに何回もかかってしまいます^^:
そうはいっても、手間はかかりますが一品で野菜も海鮮もお肉も取れちゃうこの料理はお酒にも合うし大好きです。


日が沈み、サイト全体もいい雰囲気になってきました。焚き火って本当に暖かい。料理の完成を待つ間に本日のメインイベント。


キャンプでは初めて飲む『ラフロイグ』。あまりのパンチの強さに、一度飲んだら忘れられない味わい。焚き火の前で飲むオンザロックは最高なのです。


晩餐が始まると夜はもうすぐそこまできていました。次第に雲も晴れ、そろそろ星撮りタイム。


頭上を見上げると、すでに満天の星空が!林間サイトから見上げる星って絵になりますね。


春のオリオンは、午後10時くらいまでかけて西に沈んでいきます。まだ高い位置にいるうちに木々の間にパズルのようにはめ込んで見たり。


サイトの間の道を照らす小さなライトがいい感じだったり。全天見渡せるキャンプ場ももちろん良いのですが、少し歩くだけで表情を変える林間サイトは散歩しながら星を楽しむのが合っているなと感じました。星座の位置を確認しながら夜明けの星空のイメージをして、前半戦はお終いにして眠りにつきます。

後編に続く。

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