今回もご覧いただきありがとうございます。
ナチュログ さんの管理画面に出てくる「ランキング○○になりました!」というメッセージが嬉しくてどんどん投稿したくなってしまいます。しばらくは過去のキャンプレポを投稿させていただくつもりですが、ネタ切れしないうちに次のキャンプに行かなければ!!
そして、ルーキーランキングなんと1位になりました!!!本当に読んでくださっている皆様のおかげでございます。これからも楽しみにしていただけるようなブログ作りに精進してまいります。
さて、今回のレポは長野県の北にあります『戸隠キャンプ場』。有名キャンパーさんも「行ってよかったキャンプ場」の上位に挙げているなど、知る人ぞ知る大自然の中の高規格キャンプ場なんです。実は、私の家からは下道で40分という近さ!デイキャン含め何度もお世話になっているので、私の中ではすでにホームキャンプ場です。
こちらが戸隠キャンプ場の区画サイト内、目の前にドーンとそびえる戸隠山、岩がゴツゴツと露出してまるで壁のような姿をしているのが特徴。小さい頃からずっと見てきたこの景色は、包み込まれているような安心感さえあります。初めて訪れる方にもきっと信州の自然の豊かさを存分に感じていただけることでしょう。圧巻です!
戸隠キャンプ場は入って手前がオートフリーサイト、敷地の奥に行った区域が区画サイトとなっています。今回は区画サイトを予約、場所は指定できませんが広めの区画となっているのでファミリーテントとタープは余裕で張れました。テントに関して、前回までの記事ではアスガルドを張っていましたが、実はキャンプデビュー時に買ったテントはこの〝LOGOSナバホティピーEX400〟。従来のナバホの完全ティピー型に前室と跳ね上げパネルを追加したユーティリティーモデル。可愛い見た目、前室のおかげで雨の時でも靴が濡れる心配もなく、フルメッシュインナーが標準で付いていたりとファミリーキャンパーには至れり尽くせり。中もかなり広く、4人家族でもかなり余裕ある空間です。ティピーなので当然テント内で立っても頭がつきません。スノースカートこそないので3シーズン用ではありますが、4万円未満でこれだけの装備のテントはお買い得!暖かくなったらこいつでキャンプ行きます!
到着後すぐに霧がかかってきたので、パパッと設営。この日は冬季クローズ前の最終日(2019年11月)だったので、昼間でも気温は5度くらいだったでしょうか、早速焚き火を熾して暖をとります。まだ、このころはギアも少なくサイトはシンプルでした。
戸隠キャンプ場の魅力は、場内にある戸隠牧場、2件のお蕎麦やさん、子供がめいいっぱい遊べる小川、と大人も子供も遊びつくせる所にあります。きっと2泊3泊しても満足いくキャンプ場なのではないでしょうか。私はキャンプデビューする前から、ここの牧場には子供たちと何度も訪れています。牛なんて完全に放牧で、さわれる距離までいくことができます!
設営も終わり、霧が晴れないのでチェアでまったり読書タイム。ソロキャンはフリータイムが多いので、その日の天気や気分によって楽しみ方を変えられるのもいいですよね。写真は好きでも自撮りはいつまでたっても小っ恥ずかしいです^^:
余談ですが奧に張られたスカイパイロットすごくカッコ良かったです。
今や一軍ギアとなったコールマンのルミエールランタン、この日がデビューでした。控えめだけど上品な光に、これをつけておくだけでお酒が進んでしまいます。
晩餐の準備をしていると、場内アナウンスが流れてきました。営業最終日ということでキャンプファイヤーと大抽選会を行うとのこと!
これは行かねば!…撮影に!笑
キャンプファイヤーなんて中学校の登山合宿以来でしょうか。音を立てながら背丈より高い炎をあげるスケールの大きさに心踊らされながら、シャッターを切ります。集まった人は総勢150人以上だったとか。最終日ながらも戸隠キャンプ場の人気ぶりが伺えました。
賑やかなキャンプファイヤーも終わり、興奮冷めやらぬ様子で場内にはしばらく談笑の声。私はといえば、グラスに残ったお酒を飲み干してオリオンの登る時刻まで仮眠して待ちます。キャンプファイヤーの時には霧に包まれていた場内ですが、気温の下がる夜中にはきっと晴れると確信して。
深夜0時を回るとすでにオリオンが高々と昇っていました。まだかすかに残った霧が天然のソフトフィルターになり、キャンプ場のあかりと相まって幻想的な光のベールに見えます。ナバホのてっぺん上に見えるシリウスも神々しく光っていますね。
次は反対方向の天の川、カシオペア座付近。カシオペアと北斗七星を見つけると北極星を探したくなってしまうのは星撮り屋の性でしょうか。アンドロメダも静かに光を放っています。この後また空が霧に包まれたので、撮影は終わりにして眠りにつきました。地元での星撮りということで安心感はありましたが、キャンプ場内から撮る景色はまた格別でした。
私のキャンプは夜中までがピークなので、朝ごはんは食べることもあるしそのまま撤収して早々に退散ということも少なくないです。この日の空は、冷たい澄んだ空気だったので朝食そっちのけで撮影。青がとても綺麗でした。
そして、戸隠山の岩肌にかかる雲がなんとも美しく、そこに朝日が当たる様子をずっと撮影していました。山を登らない限りこんなに近くで戸隠山を見られる場所はなかなかありません。
私にとっては地元でいつでもいけるキャンプ場であり、また一番のお気に入りのキャンプ場でもあります。美味しい空気をめいいっぱい楽しみたい人、とにかく大自然の中で過ごしたい人、絶品の信州そばを食べたい人、このブログをのぞいてくれた全ての人にオススメしたいキャンプ場です。そして、いつか訪れた時に場内でナバホと三脚立てている私に出会ったらどうぞ遠慮なく声をかけてくださいね^^笑
きっとその夜もあなたに…
忘れられない最高の星空を。