星撮り機材紹介!【写真を始めたきっかけとSNS】

Marbo_z

2020年04月01日 10:25


今回はちょっとキャンプから離れて、普段使っている星撮り機材についてご紹介したいと思います。とその前に、私の写真歴を…自分でもよく覚えていないのでAmazonの購入履歴を使って思い出してみました。



Amazon先生がおっしゃるには三脚やレリーズを購入しているのが2011年の11月なのでカメラを買ったのは2011年の10月だったと思います。
つまり8年と半年ほどカメラと付き合っていることになります。写真のデータが残っていればいいのですが、途中でHDDをクラッシュさせて3年分くらいのデータが飛んでしまったのでそれは敵わず。

一番最初に買った一眼レフはSONYのα55(アルファ55)でした。長野県には志賀高原という標高2,000mを超えるリゾート地があるのですが、そこにある横手山ドライブインに立ち寄った時に、ちょうど陽が沈む1時間前くらいだったでしょうか、大きな三脚と大きなカメラを構えた人たち20人くらいが笠岳方向に沈む太陽とその下に広がる雲海を撮影していました。その景色は今でも忘れることはないのですが、あの時手持ちのコンデジ(確かCanonイクシーデジタル)で同じ景色にカメラを向けるもなんだか青っぽい写真にしかならずその美しさを収めることができず悔しい思いをしたのです。
設定を知らないだけなのか、腕が悪いのか、カメラが悪いのか、三日三晩悩んで当時の私が出した答えは「一眼レフを買えばあの景色が撮れる!」でした。これがMarbo_zが沼にはまり込む瞬間でした。


※これは2017年に再び志賀高原の横手山を訪れたときの一枚。あの時のリベンジを十分果たした恍惚の爆焼けでした。

写真を始めると誰かにみてもらいたくなるもので、αカフェ、ガンレフ、フェイスブックあたりから投稿を始め、当時一番ハマっていたSNSの『zozo people』にたどり着くことになります。ファッションブログ的な位置付けのゾゾピはガチの写真家がほとんどいなかったので、ライトな感じで日常と写真を投稿しやすかったのが自分には合っていたんだと思います。ブログを書くという生活はここがスタートだったなあ、懐かしい。その頃から文才がないのはご承知の通りでございますが(笑

zozopeople終了のお知らせ

そんなゾゾピはゾゾタウンの方針転換で2014年にサービスを終了します。代わりに登場したWearというアプリは今もなお続いていて、今でも服を買う時にちょっとのぞいたりもしていますがブログ的な機能がほぼゼロになってしまったので、SNSとしての利用はやめました。
ブログ難民になった私は、その翌年にインスタグラムにぽちぽちと投稿を始めます。最初のうちはスマホで撮った写真をおもしろおかしくあげてるアプリ程度の認識だったのですが、ハッシュタグとHUBの存在を知ってから世界が一気に変わります。

インスタグラムの国内フィーチャーアカウントとタグをまとめてみた!

インスタをやっている人ならハッシュタグの機能はご存知かと思います。フィーチャーというのは、インスタ上でいろんな団体が毎日コンテストをやっていると思ってもらえればいいです、その団体がフィーチャーアカウント。これに選ばれるために、日々私はいろんな写真を撮ってはフィーチャーされるためにポストを繰り返してきました。一般的なイメージのコンテストというのは、投稿もしくは参加してから賞を受けるまでに時間がかかりますが、インスタでは早ければその日のうちにフィーチャーされることもあります!そのテンポがいい!このシステムがどハマりし、くる日もくる日もポストポスト、フィーチャーという餌をぶら下げられた馬のように東奔西走写真の旅に駆け回ったのでした。


※元旦のふもとっぱらの写真がフィーチャーされました^^


…機材の話なのに、余談が長くなりすぎました。
さて、本題の機材についてですが、私のカメラは初代のα55からずっとSONY機。モノを買うときは格好よく長く使えてヒトとかぶらないことが選定条件の私は、当時2強だったキャノニコを敢えて外してのSONYチョイス。今となってはSONYの物づくりはカメラマンたちの心を鷲掴みにしていて、αユーザーのシェアは当時の何倍に増えたかわかりません。決して他社のカメラを否定するわけではなく、魅力的なカメラがたくさん存在することは事実です。



私の現在の愛機:α7Rⅲ
そして星撮りマイスターレンズ:SEL24F1.4GM

星撮りの約9割はこのボディとレンズの組み合わせです。たまに50mm、15mmも使います。夏の天の川を撮るには、20mm以下の超広角を使う方が多いですが、SONY24mmは神レンズすぎて外す気になれません。

続いてはバックパックの中身をご紹介。

①カメラストラップ peakdesignのストラップは簡単に外せるのが非常に便利、三脚使用時はほとんどつけていません、子供と散歩しながら写真を撮りたい時に付けています。
②ヘッドランプ キャンプでも必需品。USB充電できるアイテムは何かと便利。
③SDカードケース 予備のカードは常に持ち歩きましょう。
④レンズペン カメラバッグにひとつずつ入っていると安心!
⑤予備バッテリー これはマスト!
⑥ブロア ベルジョンのブロアは風圧強くて大きさも程よく形も気に入っています。
⑦L字プレート 縦位置で撮ることが多いので三脚使うときは必ず装着します。
⑧望遠ズームレンズ 子供のイベント用、星撮りには使わないかな。
⑨標準単焦点レンズ 今は50mmf1.4にしてしまったのでここに写っている55mmf1.8はもうありませんが、非常に良いレンズでした。全SONYユーザーにおすすめ!

01.角形フィルターケース ハーフソフト、リバースND、ハーフND、ND、光害カットが入っています。
02.サコッシュ あとで紹介、星撮りアイテム入り。
03.カメラバックパック たくさんバッグ使ってきましたが、今はロープロのフリップサイドトレック450で落ち着いています。ミラーレス機材ならこれで充分!

続いてサコッシュ、中身は星撮りに必要なアイテムをまとめてバックパック上部に入れています。

①レンズヒーター 春や秋の結露が発生しやすい季節には必需品
②ケーブルレリーズ サードパーティー製ですが、優秀です。ただし断線しやすくこれで3個目^^:
③マスキングテープ マニュアルフォーカスのピント固定用、白が夜でも見やすいです。
④水準器 カメラの電子水準器がお粗末すぎるので必ず着用。
⑤角型プレートホルダー フィルターワークには必須、100×150の角形用。
⑥モバイルバッテリー レンズヒーター用。
⑦レンズペン とりあえず入れとけ!
⑧レリーズ予備電池 レリーズ使えなくなるとお話にならないので、予備は常に持ち歩きます。
⑨バッテリーケース 暗い中でも探しやすいように。手触りでわかります。

01.温度計 真冬の撮影時に確認してテンション上げてます。過去最低気温はマイナス18度(笑
02.サコッシュ 防水素材、フロントポケット付きで使いやすいです。レリーズがプラプラしないように差してます。
03.S字カラビナ サコッシュにつけて三脚のひっかけるところにひっかけています(日本語w

キャンプで星空を撮る人は割と多いと思います。これらが全てなくては撮れないなんてことはもちろんないので、今回紹介させていただいたアイテムが少しでも参考になれば幸いです。カメラはなんでもいいと思いますが、マニュアルフォーカスできるレンズ(ピントが固定できるモノ)と三脚は必須だと思います。綺麗な星空を撮りたいなら、高感度ノイズに強い、ダイナミックレンジが広い、この辺がカメラ選びのポイントでしょうか。あとはRAW現像ができるソフトが使えればなお良しです。現像についてはそのうち記事にしたいと思っていますので、ご興味ある方はお楽しみに^^

完全にキャンプからは外れてしまいましたが、なかなか思いっきりキャンプに行けないこんなときだからこそ機材について書かせていただきました。ご意見、ご感想どしどしお待ちしています!!



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